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らりょすの日記

備忘録と感じたことと。ブログじゃないです,日記です。

第25回全国高専プログラミングコンテストに参加した

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2014年10月18日・19日の両日,一関にて行われた「第25回全国高等専門学校プログラミングコンテスト」に参加してきました。
立場は 課題部門 プロジェクトマネージャ(PM) 要するに,津山高専課題部門の責任者です。
たくさん苦労したこと,学んだことがあったのでそれらについて書いていこうと思います。

発案~予選資料提出

発案は4月半ばに寮の部屋でふと思いついており,部での提案は4月28日でした。
そこから5月20日に行われた「校内予選」に向けて資料を作り始めました。この段階では自由部門Grouper ー手軽に 便利に 集まろうー」でした。
校内予選で,提出できるアイデア数の関係により課題部門に移動になり,案自体を変更・修正しました。
ちなみに校内予選資料の改訂数109回,32時間17分かけて作成しました。
予選資料の提出は5月26日でした。登録番号10010です。ちなみに,こちらは校内予選の資料に修正を加えること71回21時間19分。珠玉の作品を提出いたしました。

予選結果発表~夏休み前

予選結果が発表された6月28日 当時の興奮は以下の記事をご覧いただければ。

興奮してますね,地獄の始まりだとも知らずに(遠い目
メンバーは以下です おやゆび先輩(4年)http://profile.hatena.ne.jp/oy2b/
すわはる先輩(3年)
らりょす(2年)
さばおた(1年)
の4名。 システムの開発経験は全員0 でした。私とおやゆび先輩がメインの開発をするということがこの段階で確定。

とりあえず,メンバーに以下の2つのお願いをしました。
1. 1週間でおおまかにGUIのイメージを手書きでいいから作って → モックアップを作りたかった
2. Android開発の勉強をして

しかし!結局どれもこなすことなく,夏休みに突入しました。
原因としては,私のマネジメント力の欠如と,全体の意識の低さでしょう。

ちなみに,夏休み直前にあるメンバーが「実家にネット環境がなくて開発できない」という旨のツイートを不特定多数に向けて行っていました。そういう連絡は早い段階でメールか直接言って欲しかったです

夏休み

私はサーバサイドアプリケーション(API)PHPでかきました。初めて触れるPHPに苦しみつつ頑張って書きました。書き上げました。1300行ぐらいあるかな。
おやゆび先輩がAndroidアプリ開発担当でした。しかし,進捗がほとんど見えず・・・。8月17日に「Webアプリ or ハイブリッドアプリにしませんか?」という提案をしたもののそのままネイティブで書いていくことに。

なんだかんだで,夏休み中にWebAPIはほぼ完成Androidアプリはほとんど進捗なしという状況。GUIのイメージさえ作っておけば少しは違ったのかなぁと思いますが。

raryosu/Grouper-API · GitHub

8月末

専攻科の先輩と相談。この日は,プロコンの宿泊先予約締め切り3日前。特にホテルを取ったという話を聞いていなかったので,先輩と顧問の先生にに確認したところ「学生が取らなきゃいけないけど,当事者たちが取らなきゃいけないという事実を把握していなかったから誰も取っていない」という事実が判明。とともに,補助学生の話を決めていないことも判明。
あまりにやばすぎて即座に私が先輩のサポートを受けつつ登録,学生課に請求書を渡しに行き事なきを得ました。
「誰かがやってくれる」 という体質が顕著に現れた事態でした。部全体としてこういう体質を改善していく必要がある気がしました。

また,アプリがほとんど完成していない件に関し,昨年度プロコンに提出したBuspoソースコードを参考にハイブリッドアプリで作ったほうが早いという結論にいたり,昨年のソースコードをGetし,git pushしました。

9月

1300行のWebAPIを使わないことが確定
Ruby on Railsによるページの生成を行うことに。理由は先に述べたものもありますし,Railsを書ける先輩がいたので,コストを考えるとそのほうが早かったかなぁ,と思います。
ただ,まぁ,多少なりとも憤りや悲しさを感じたのも事実であって。また,WebアプリにするのはいいもののHTML, CSSJavascriptを書ける人がいなかったので私が書くことに。
1300行が無駄になり,更にソースコードを書きつつ,資料も更に作らなければならないという苦行。非常に辛かった・・・
こんな状況で前期末試験もこなし,だいぶ精神もすり減らし・・・

10月

ポスターの制作をメンバーに頼んでいたものの,ざっくりとした説明しかしていなかったことで,結局私が作り,印刷してもらうことに。
また,マニュアルはこだわりのInDesignで。情報科のパンフ関連でつついていたのですんなりこなすことが出来ました。

津山高専情報工学科紹介パンフレット 第4版 - Raryosu.info

それと,プレゼンも何回か改訂の末に形を作ることができ,練習もしつつ,開発を続けました。
出発前夜までにはWeb側の開発は終了。プロコン会場ではなんの修正も加えることなく利用しました。

一方アプリ側は大量の問題点を抱えつつ,少しずつ作っていきました。
完全な修正はできないものの,ある程度形にして出すことが出来ました。

初日(18日)

緊張しまくり。
でも,デモはなんとかこなし,ある程度の好評価を頂きました。ありがとうございました!
プレゼンは緊張しすぎて「それでは」と「これでは」がまざって「これでは!課題部門10番・・・」という出だしになる焦りよう。そのタイミングと思しきタイミングの写真が津山高専のHPに載ってたりして,いま余計に焦ってます。
でも,質問等にもきちんと答えることが出来ましたし,まずまずの出来かな,と。

2日目(19日)

マニュアル審査。審査担当の方に「マニュアルの見た目がいい」という評価をいただき,嬉しかったです。
デザインもっと勉強します。
デモンストレーション審査。多くの先生方に質問をされ,たじたじになりながらも,なんとかやり遂げました。
決して感触が悪かったわけではありませんでした。

結果

敢闘賞
別名 よく頑張ったで賞
うーむ。悔しい。ただ,原因はいろいろ見えているなぁとも思いました。
いわば1ヶ月ででっち上げた企画だし,なにか足らなかったんだろうなぁと思います。

その他

  1. たくさん出会い厨しました 全国の高専生や,企業の方と名刺交換をしました。ありがとうございました!

  2. 留学生との交流会に参加しました 通訳の方が全テーブルにつくと伺っていましたが,我々のテーブルにはいない!
    必死に英語で,マレーシアのペトロナス工科大学の学生の皆さんとお話しました。楽しかった!

反省点

  1. マネジメント能力の欠如 まず,今回の結果の根底にはこれがあると思います。やってほしいことを的確に伝え,それをこなしてもらう,それがなかなか出来ませんでした。
    学年の関係とかでいろいろ難しいところはありましたが・・・

  2. プロジェクト全体のゆらぎ GUIのイメージができていなかった時点で,いろいろ揺らぎまくってました。
    そのせいで目指すものが危うくなっていったのも事実だと思います。作るべきものはきちんと作るべきです。

  3. 誰かがやってくれるという甘え これはこのプロジェクトにかかわらず,部全体としてそういう空気があります。
    なんだかんだで,できなかったら誰かがやってくれる,もしくはそもそも「誰かがやってくれてるだろう」という考えを持っていたりして,結局誰もやらない,みたいな。その皺寄せは誰が受けるか,それはPMである私です。
    割り振られた仕事をこなす,こなそうと努力する姿勢はとても大事です。ポスターなどに関しても「最終チェックは僕がやる」と行っておきましたが,1週間たってもほとんど進捗なし,など。

  4. 意識の低さ 自分はメンバーの一員であるという意識の低さが顕著だった人が多かったように思います。
    部室に来ないとかはまずありえない。それに,やらなきゃいけないことよりやりたいことを優先し過ぎている人などいました。
    それと,連絡に対して返信がない。これも論外ですね。

総括

総じて,今回のプロジェクトはひどかったと思います。
形になったならないではなく,「過程」の段階があまりにひどすぎでした。
今後,どうしていくべきかは僕自身しっかり反省していこうと思っています。
プロコンはただの旅行じゃない,プロジェクトに参加し,開発をし,複数人での開発に慣れ,様々なことを学ぶいい機会だと思います。今回それを無駄にしたメンバーもいます。何のために13000円の自己負担,学生課および後援会による支援,学校による支援を受けたのか,それをしっかり考えて参加すべきだったのではないかと思います。
メンバーではない先輩が今回はサーバサイドの核になる部分を制作してくださっています。それもそれでおかしな話です。

来年度,この記事の内容や,部での反省会の内容が活かされることを信じて。